「丁寧な暮らしをして人に会っていたら物を作る余裕がない」
「制作と家族とでいっぱい」
というようなことを私が大好きな画家の方が言っていて、なるほどなと思いました。
「ゼロから物を作るのは莫大なエネルギーや時間を使うのでゆっくりと人に会っていると全く進まない」とも。
私はその画家の方程、物を作っていないけどそれでも納得しました。特にTwitterで人と繋がりながら創作をしていた時のことを思い出すとそう思います。
私は漫画や絵を描く時、特に描く前の段階でものすごくエネルギーを使います。没頭するために、自分の内的世界に入り込むのに多くの時間と集中力が必要です。内的世界と現実の生活をシームレスに行き来するというのは私には困難で、(というかそれがシームレスに出来る人って世間でいう夢みがちでちょっと浮世離れした人だと思うんですけど)、私はどっぷり普通の生活に浸かっている凡庸な人なので、なかなか絵の世界に切り替えるのが難しいのです。
私生活が濃くなっていくほどそれは困難になっていきます。仕事を辞めたばかりで主婦業に精を出していた頃はまだラクに絵と生活を行き来していたように思います。今は現実の濃度というか重さが増していて行き来するのに更にエネルギーが必要になりました。(メディテーションとかヨガとか学べば楽に出来るのかな？ちなみにヨガは挫折したw)
そんな感じなので私も冒頭の画家の方の「制作と家族で精一杯」という言葉に共感しました。(プロの画家の方のレベルと私とでは違うでしょうけど)それなのに前はよくTwitterで交流とかしていたなぁと思います。交流が悪いことではないですが私のこのエネルギーの収支を考えると交流に時間割いてたらそりゃもっと描けなくなるよなと今更ながら納得しました。
今は自分の肉体的変化がダイナミック過ぎてなかなか内的世界に入れず描くことに時間がかかってる状態です(少しずつ描いてはいます。しかしなかなか集中出来ず、ノッてきた頃には生活のことを色々やらなきゃいけないループ)ですが、この肉体的変化が終わり次の段階に行ったら今度は時間と体力が足りないという物理的問題で描けない時間が長くなるんだろうなーと思います。恐らく年単位で。その前に短時間でも絵の為の内的世界に入れるように脳をスイッチする方法を編み出したいところですが…小さなドローイングや簡単な４コマとかちょこちょこ描けるようになりたい…
そんなこともあるので今はあまりTwitterを見ないようにしています。今までも好きな絵を描く人達ばかりリストで、更にフィルターまで掛けて画像だけしか見ない徹底ぶりだったのですが(人の呟きを見ると他人の生活が頭に入ってきてただでさえモノが多い脳みそが散らかるので)そのリストを眺めるのすら週に一回くらいにしています。だからフォローも公式系しかしてないんです…すみません…私が勝手に自衛のためにやってるのでフォロバなくても気にしないでください。
なんだか纏まらなくなりましたがとにかく私は家族(生活)が精一杯で残りの少ないエネルギーで制作をしているのでネット上の交流には時間もエネルギーも欠くのが難しいという話でした。あと脳をスイッチする方法を身につけたいという願望でした！
